中耳炎の診断・治療は一般に拡大顕微鏡下に行います。通常その所見をカルテに記載するのですが恥ずかしながら次回カルテを見た時に自分の描いた耳の所見が、はたして正解だったのかよく解らないことがあります……。
診察時の所見をその都度写真に記録して、時系列に表示できれば経過も分かりやすく、患者さんへのインフォームドコンセントにも非常に有用です。
医院を継承と同時に画像ファイリングシステムを導入し、通常患者さんご自身では見ることのできない耳の状態について、画像を提示しながらご説明し具体的な治療方針を立てるよう心がけております。
※ 直径 3mmの硬性鏡を使用しているため、外耳道が小さい乳幼児や耳漏が多い場合は使用できない場合もあります。